2004年12月07日
新コンテンツの企画を考えるにあたり
抽象的な言い方ですが、何か情報を提供しようとする場合、独自性の高い情報を用意する方法と、既存の情報を活用する方法とに大別できます。
前者は、素材提供サイトや文芸サイトなどの、いわゆる「創作系サイト」の方法です。後者は、リンク集やニュースサイトなどの「データ系サイト」の方法です。
「性の本棚」はもちろん後者のタイプなのですが、このタイプの難しいところは「他との差別化」であり、いつも頭を悩ませている部分なのです。
「性の本棚」は、乱暴に言ってしまえば、本の情報が集められているだけのサイトです。しかし、もちろんそれだけのサイトなのであれば、そもそも私はサイトを立ち上げなかったでしょう。
では、なぜ「性の本棚」を立ち上げたかと言うと、それは「既存の情報の見せ方」によって差別化が計れると考えたからです。
「性教育の本」のサイトは色々とありました。「ポルノ書籍サイト」もたくさんあります。しかし、性に関する本について幅広くカテゴライズされたサイトは、書店サイト以外ありませんでしたし、それも分類が不充分に感じました。また、出版されている本の全貌をながめることも難しかったのです。
そこで、「出版されている本の情報」という既存の情報の見せ方によって、人々の“性”の捉え方や接し方、性との関わりをはじめ、社会での性の扱いやその歴史、変化といったものに触れたり気づいたりすることが出来るのではないか、そう考えたのです。
つまり、私としては、あの手この手で「性に関する本」を掘り出して紹介することが、結果的に「性の本棚」の独自性につながって行くのではないかと思っているのです。
とにかく色々な切り口で「本の存在をアピールすること」。それがこのサイトの役割ということになり、ひいては他との差別化の要因となるというわけです。また、その目的のために独自コンテンツ(コラムや企画)が必要になり生まれるかもしれません。
今後も新コンテンツを考案して行くわけですが、その際の基準として、こういったことが指針になることと思っています。
2004年12月07日 00:32 | 1.サイト運営記録
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