2004年12月03日
『イヌが教えるお金持ちになるための知恵』を読む
「そもそも自分は、子供の頃から今まで、どんな風にお金と接して来たのだろう?」
お金のことをシッカリ勉強してみようと思うなら、このことに思いを廻らすことは避けては通れない点だと思います。
さて、『イヌが教えるお金持ちになるための知恵』を読んだ時は、「ああ、こういう視点に子供の頃に触れておきたかったなあ……」と思ったものです。著者は、子供にこそシッカリとした金銭(金融)教育が必要だとの立場から、とても分かりやすい本を書いてくれています。
お説教くさい押し付けがましさとは無縁ですし、例えるなら、児童文学を読んでいるような印象があります。
日本の子供が「舌切りすずめ」を読んで“強欲を慎むこと”を知ったり、「鶴の恩返し」から“約束を守ることの大切さ”を知ったりするように、資本主義社会の仕組みやルールを知ることが出来る子供向けの本も、これからの世の中には必要だと思います。
本書はそういったものの一例として、今後も人々に読まれて行くことでしょう。そしてまた、この本が大人たちの間でブームになったという過去の事実が、今の日本の庶民の金融レベルの程度を物語ってしまっているのでしょう。何よりも私自身、この本から得たものや気付かされたことが物凄く沢山ありましたから。
お金に対するモヤモヤした思いや感情があるという人は、初心に返って本書を読んでみることで、自分の欲することや望みがスッキリと見えてくると思います。
何でもかんでも「ムカツク~!」で済ませている人は、自分の内面と向き合うことが出来ないのと同様、自分のお金との接し方や感情的なこだわりと向き合うことが大切です。
「経済的な自由を手に入れるまで」という物語が、これほど具体的に示された平易な本というのは、恐らく他に無いでしょう。ネット上のレビューでも、子供にプレゼントするという意見をよく見るのも充分うなずけます。
ということで、本書『イヌが教えるお金持ちになるための知恵』はおすすめです。
2004年12月03日 21:10 | 3.読書・本の紹介 /5.お金の勉強・資産運用
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