2004年11月26日

今更ながら、“目からウロコ”なこと

今日の日中、いつもの図書館で色々と物色していたところ、野口悠紀雄著『ホームページにオフィスを作る』を発見。特に目的があったわけでもなく、パラパラと読んでみたのですが、これが思い掛けずヒットでした。

“ホームページは情報発信の手段だけではない。むしろ「自分で使うために」作ることを考えた方がいい”という、その至ってシンプルな主張が心に響きました。

思えば、インターネット上のサーバスペースをデスクトップの延長として活用するという提案は、他のいくつかの本でも述べられていて、私も一冊読んだことがあったのです。しかし、ウェブサイトによる情報発信の視点からその主張を行った本書には、目からウロコな体験をさせてもらいました。

「自分が“使ってみて”便利なサイトは、きっと皆の役にも立つだろう」

この、思えば当たり前に見える考え方は、しかし一般にはあまり意識されていないことに気付かされます。

どうすれば見てもらえるか、どうすれば満足してもらえるか、そういった「他人の目」を意識したサイト制作が常識となって久しいですが、一時期(今も?)のアクセスアップ至上主義といった風潮は、その、いびつな表れだったと思います。

サイトの利用のされ方に想像を働かせないと、情報の一方通行どころか、そもそも「それは情報なのか?」という疑問しか生み出さないサイトになってしまうでしょう。

「他人の目」を意識したサイト制作の大切は、今さら言うまでも無いことです。しかしその際、この、「自分で使って便利かどうか」という視点・目的は、サイトの質的向上に大いに役立つと思うのです。

「性の本棚」も今一度、あらためて私自身にとって便利なツールとして、情報デザインを検討してみる必要を感じています。

2004年11月26日 22:09 | 1.サイト運営記録 /3.読書・本の紹介

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