2004年11月10日

どの書店を推すのか?

ご存知の様に、「性の本棚」の各書籍の内容紹介ページでは、購入希望者向けに取り扱い書店へのリンクを用意しています。

紹介ページを見てその本を買おうと思った人のためなのですが、ここで用意しておく書店リンクをどういったものにするかは、いつも頭を悩ます問題です。

そんな中、「アフィリエイトポータル」さんでこの話題に触れられていたので、これを機会に少しうちのサイトでのケースを書いてみようと思います。

まず、絶対に押さえないといけないのは「複数の書店を紹介すること」です。その理由は簡単で、書籍通販を利用する人たちには各々の「いつものお店」が存在しているからということと、在庫切れへの対策のためです。

ネット書店のシェアから優先度を割り出せば「**へのリンクだけで良いだろう」という結論にもなるかもしれません。しかし、「本なんかどこのショップで買っても同じだ」という意見と同様に、「どこのショップで買っても同じ物だから、いつもの店で買う」という意見は無視できないものです。

ブログ界を中心に、世間ではアマゾンに特化したツールが氾濫していますから、どこを向いてもアマゾンリンクばかりです。

アマゾン側としてはシェア拡大へ向けてホクホク顔なのでしょうが、実際に購入する側に立ってみれば、この不便さはハッキリしてきます。そうです、二つ目の理由の「在庫切れ」に悩まされることになるのです。

この場合、アマゾンで売り切れていたらそれまでなのです。目的意識の高い訪問者なら、自分で他の書店で検索をかけて探し出して購入するでしょう。でも、その場合はこちらの報酬はゼロ。まさに「紹介しただけ」ですね。

ならば、あらかじめ複数の書店を紹介しておいて訪問者の選択に任せるというスタンスは、チャンスを逃さないための有効な方策となります。

問題は、どんな書店をいくつ紹介するのかという点です。これが非常に悩ましい。

ひとつの考え方としては、「紹介し得る全ての書店へリンクする」というものがあります。現在は数十のネット書店がありますが、これに出版社への直接注文を含めると数百を超えます(苦笑)。これでは訪問者を惑わすだけです。

現実的には、ポピュラーな10書店の中からチョイスして紹介することになるわけですが、この段階になると、各サイト運営者ごとのリサーチや過去のデータからの判断ということになってきます。

あと、こちら側の重要なポイントとして「報酬体系の差異」があります。あまりにも低過ぎる報酬体系の書店を推すのは、なかなかしんどいものがあります。

例えば、文庫本を中心に紹介しているサイトなら「ブックサービス」でも良いでしょうが、単価が高い本の場合はやってられません(笑)。

このように、ひとつのページに書店へのリンクを用意するに際しては、色々と頭を悩まされます。そしてまた、その悩みの中心には「訪問者の利便性」を常に据えておくことが大切なのは言うまでもないでしょう。

他にもコンバージョンレート(成果件数/クリック数)のことなど具体的な悩みどころは色々ありますが、この話題は引き続き、また別の機会にも扱うことにします。ひとまず今回はこれまで。

2004年11月10日 13:00 | 1.サイト運営記録

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