2004年11月03日

割礼の歴史を詳細かつわかりやすく解説

イスラム、キリスト、ユダヤなど、様ざまな宗教文化圏で連綿と続けられて来た割礼について、その歴史をとてもわかりやすく解説した本があります。

『割礼の歴史 ―一〇億人の包皮切除』

本書の概要は「序」から窺い知ることが出来ます。

(前略)では、割礼の有用性とは、何なのか。割礼はひとつなのか、それとも、様々な種類があるのか。割礼を受けた男は、どんな自己イメージを持つのか。割礼を受けた男の、女あるいは男の性交の相手は、どう考えるのか。包皮切除には、どんな結果が、どんな危険が、どんな心的外傷が伴うのか。包皮をめぐって、どんな複雑巧妙な儀礼が執り行われるのか。割礼と性愛、性愛と性的快楽、性的快楽と衛生、これらの間に関係はあるのか。以上の問題、さらにこれ以外の問題にも、以下のページで私は答えてゆこうと思う。

~本書「序」より

割礼というものが歴史上、そして宗教上、どのような意味と価値を持って行われていたのか、またどれ程の論争を巻き起こしてきたのか、そういったことを通史として判りやすく提示してくれます。

併せて、女性の割礼に関する本にも目を通されることをおすすめします。こちらは『ドキュメント 女子割礼』と言います。割礼というと男性に対するものというイメージがありますが、アフリカを中心に今なお根強く続いているのです。

2004年11月03日 04:11 | 3.読書・本の紹介

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