2004年10月10日

F1日本グランプリを観戦中(予選)

とは言っても、現地鈴鹿へ乗り込んでいる訳ではありません(笑)。私の好きな日本映画を観たりするのに大活躍の「スカパー」での観戦です。

今回'04年の日本グランプリは台風22号接近に伴い、前代未聞の「サーキットクローズド」となりました。
本来ならばフリー走行二日目と予選が行われるはずだった土曜日のスケジュールが、なんと全てキャンセル。

その主な理由は「台風接近という状況で16万人以上の観客を危険に晒すわけにはいかない」というものです。

フジテレビの国際映像中継施設も「水没の恐れ有り」との理由からサーキットから避難するなど、てんやわんやの状態だったようです。

で、実際の土曜日は曇り空で小雨は降ったものの、台風が予想されていたコースの東寄りを進んだこともあって、大した影響はなかった模様。

「なあんだ、それなら予選をやれば良かったのに」という声も聞こえてきそうですが、安全第一、リスクマネージメントというスタンスから考えれば、至極真っ当な運営判断です。

そのお陰というか何というか、今日の日曜に詰め込まれた"予選&決勝”の第一弾、"ぶっつけ本番怒涛の予選”は実にエキサイティングなものとなりました。

最大の見所は、やはり佐藤琢磨。

徐々に乾きつつあるコース上、いわゆる「ちょい濡れ」状態で抜群の性能を発揮するミシュランタイヤを生かしつつ、琢磨は僚友バトンのタイムを上回っていきます。

「さあ、このまま130R~シケインをまとめていってくれ」と誰もが願っていた第3セクターで、それは起こりました。

以前から琢磨は、ブレーキングコントロールが絶妙だとの評判が高く、当然、ブレーキングが優劣を分けるシケインも「ハマれば速い」のです。

さて、その問題の鈴鹿のシケイン。皆の予想通り、物凄い突っ込み(遅めのブレーキタイミング)でシケインに進入していきます。

グググ!っと猛烈なブレーキングに入った瞬間、マシンは大きくイン側にすべり、誰もが「ああ、スピンだ!ミスった!」と思ったことでしょう。

しかしそこで琢磨は神懸り的なマシンコントロールを見せます。なんと、イン側に大きく傾いた姿勢のままシケインに滑り込むように進入して行き、そのままライン通り綺麗に立ち上がっていったのです。

これには一瞬、目を疑いました。そして、琢磨の集中力と反射神経は世界を狙えるレベルだ、ということを再確認するに余りある出来事だったと言えます。

さあ、このあと午後2時半から、いよいよ決勝レースがスタートします。今年の鈴鹿はきっと、"何か”があるはずです。

※追記
その後の決勝は「残念ながら」4位でした。4位に入賞したのに“残念”というのも、我々日本人も贅沢になったものですね(笑)。中嶋悟の時代だったら大騒ぎでしたよ。89年のアデレードGPとかね。

2004年10月10日 11:21 | 2.日々の雑感

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