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2004年08月23日

パラパラと雑誌をめくるようなブラウズ体験を目指す

『Web Site Design vol.8』の「特集1:第6章」のなかに、非常に参考になった一節がありました。Amazon.comのユーザ体験レポートの結果から見えてくる事実についてです。

「検索BOXに商品にちなんだフレーズを入力して検索し、検索結果の商品ページや関連リンクの商品ページをブラウズする。そしてさらにまた検索を実行する。この行為を延々と続ける傾向にある」

『Web Site Design vol.8』65ページより

つまり、ブラウズか検索かという分岐型の行動プロセスではなく、双方を繰り返し連続させることによる別種の行動が、ある種の大規模サイト(ここではAmazon.com)では主流だというのです。

この行動を指して、表題の「パラパラと雑誌をめくるようなブラウズ体験」という言葉に至るわけです。

裏を返せば、旧来の「目的が不明瞭なユーザーはブラウズで、明確なユーザーは直接検索で、また、ブラウズで満足な情報が得られないユーザーは検索にヘルプを求める」という図式のみに則ったサイトでは、こういったユーザーの行動を支えることが出来ません。

いわゆる「クロスリンク(関連リンク)」の概念を拡大・徹底させて適切なプレゼンを行う必要性を、この記事によって改めて実感させられました。

さし当たって「性の本棚」では、書籍ライブラリのページ冒頭付近で関連リンクを提示したり、検索結果画面を充実(シソーラスの導入や類似結果、関連情報の提示)させる方向で検討することにしています。

投稿者 netman : 2004年08月23日 13:51

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